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アゼルバイジャンの旅を1泊4日で行ってきた時の話

わたしは”旅”が大好きだ。

できれば死ぬ時は自分にとって最も幸福なとき、”旅”の最中がいい。

加えて天邪鬼なわたしは、わざわざ苦労して謎な所へ行くのが大好きだ。

「そんなところに行ったんだスゴイね!」と言われたいという気持があることは否定しない(!)が、

私みたいな色んな国を旅してきた人間は、普通の行き先では物足らなくなり、

マニアックな行き先を選びたくなってくるのだ。これはある種の中毒症状と一緒で、凄くもなんともない。ただ欲求に従っているだけだ。

 

旅にしばらく出ておらず、旅への欲求がフツフツと心のなかで煮えていた私は、

忙しい時期を抜け5日くらいの休みが取れるとわかったら、迷わず海外に行くことにした。

何処に行こう?

答えはすぐに出た。謎の国のトップオブザトップ「アゼルバイジャン」だ。

そういうわけで2019年の10月。5日間だけわたしは「アゼルバイジャン」に行くことになった。

 

 

なぜアゼルバイジャンを旅したいのか?

日本人にはいまいちなじみの薄いこの国に、わたしはずっと惹かれていた。 この国が持つ独特でよくわからない雰囲気だ。

イスラム教国でありながらもどこか開放的な感じ雰囲気。

オイルマネーで好景気に湧く国でありながら、日本ではまず話を聞かないこと。

やたらと前衛的なデザインの建築が多いこと。 ほとんどの日本人がこの国を訪れたことがないという事。

そして私はイスラム圏が大好きだ。それはわたしが中東菓子を販売していることから隠しようがない。

 

アゼルバイジャン
アゼルバイジャンの国旗 著者撮影

 

この国には一体何があるのだろう?

暫く出番がなく、私の心の奥でくすぶっていた冒険心が、再び元気になってきたのを感じる。

日本人にとって全然馴染みがない国だということは、全く新しい価値観を自分に吹き込んでくれるのではないか?と密かな期待を寄せてみる。

 

そんなこんなで、久しぶりの5日間の一人旅はアゼルバイジャンに行くことに決め、どんな国なのか程々に下調べしてから、スマホでチケットとホテルを即予約。

乗り換え時間とかを計算してみると、なんと1泊4日の旅になってしまった。

そりゃあ普通はたったの5日間で、アゼルバイジャンという国に行こうとはだれも思わないだろう。滞在期間がたったの1日か2日しかないのだから。

でも休みが短かければ短い分、その分濃密な時間を過ごせばいいと、わたしは思ってる。

たった5日間の休みだけど、アゼルバイジャンには十分行ける。 わたしの冒険が始まる。

わたしの脳は、旅ができること、謎な国に行けることで、たいそう喜んでいた。

 

飛行機
千歳空港でフライトを待つ 著者撮影

 

日本からアゼルバイジャンへ行くには、当然ながら直行便はないので、何度か乗り換えをしなければならない。

わたしが選んだ旅程は、まず千歳空港から羽田、成田からデリー、デリーからUAE、UAEからアゼルバイジャンのバクーと、3回乗り換えの大行脚だ。

しかもバクーに到着するまでにかかる時間は乗り換えを含めて30時間超。 30時間ずっと横になれないことになる。

それでもこの、大抵の人にとっては苦行とも思える行程が、わたしにとってはもうすでに楽しいのだ。

乗り換えの間も”旅”。 目的地まで行くことだけが旅じゃない。

 

たった5日間しかないのだから、1日でも寝ずに、横にならずに、余すことなく旅のワクワクに浸っていたい。

実はこれ以外にももっと早くバクーに着ける旅程があった(!)のに、今回わざわざ大変で時間のかかる旅程を選んだのは、ドッと疲れたとしても、汗臭くなったとしても、”旅”の全てを身体に刻みつけたかったからだ。

 

 

インド市内でのすったもんだ

そんな、旅への期待を抑えようにも抑えられない状態のわたしは朝の5時に起き、千歳空港を朝8時の始発で出発。約10時間かかってデリーに到着すると、インドはやっぱりすごい国だと感じた。

暑いし、人は多いし、ぼるし、

この国は完全に自由なようでいて、意外と制約が多く、何をしようと思っても不自由で納得のいかない事ばかり。

みんな自由気ままなようでいて、どこか厳然たるルールが存在するのがインドだ。

 

デリーの空港の様子

 

インド人の性質は日本人とは真逆だと言われるが、きっとルールのあり方も日本とは真逆で、例えば人の列に並ぶとしたら順番を待つのが日本のルールのところ、インドでは列を乱して横入りするのがインドのルールなのだろう。

そういった違いを目の当たりにするのもまた面白く、旅の面白さだ。

 

 

次の乗り換えまで10時間もあるので「市街地に行ってみよう」と思い、とりあえずデリー駅に出てみると、物凄い人数のインド人に囲まれた。

囲まれ、付け回され、金品を要求され、

目的の場所に行こうと思っても、周りから「危ないから止めておけ」だの「そんなところに行くんならこっちに行きなさい」だの、とにかく何かを言われる。

道を確認しようとスマホを見ようもんなら、また他の誰かが声をかけてくるので、道の確認どころじゃない。

とにかく立ち止まる暇もないのだ。

よく言われるように、現地人にとって日本人は「歩くお金」に映るのだろう。

 

旅
市街地の様子 著者撮影

 

目的地は現在地から200m先にあるとグーグルマップに書いてあるのに、なんと2時間かかっても(!)目的地へたどり着けなかった

道が入り組んでいてわかりずらいのと、人が多くて通れないのと、めちゃめちゃ声をかけられ精神的に惑わされるからだ。

そういったゴタゴタから来る疲れと、猛烈な暑さによる疲れのために、目的地に行くことは諦めて、早々に空港に戻ることにした。

 

目的地がどんなところだったかと言うとカレーのお店なのだが、カレーなどどうでも良くなるくらい疲れてしまった。

 

 

インドの空港でのゴタゴタ

そうして、やっと空港の入り口まで戻ってくると、空港の入口の前になぜか大行列ができている。

インドの空港はセキュリティ上の理由で、大勢をいっぺんに入れるのではなく、一人ひとりチェックして中に入れているのだが、チェック担当の軍人がチンタラチンタラ仕事してるので、全然列が進まないのだ。

そういったマイペースなところもインドの不思議さなのだが、この暑い中1時間も行列に並ばせるという、日本では考えられない仕打ちをしてきた。

 

やっとのこと空港内に入ったところで、ずいぶん腹が減っていたことに気付く。

「何かカレーとかインドっぽい物が食べたい」と思っても、空港ロビーには食べるものがケーキとかサンドイッチくらいしかない。

そんなものは嫌だ。加えてインドのパンとかケーキは大味で美味しくない。

ケーキもサンドイッチも食わないことにし、ひもじい思いをしながら、残り約7時間の待ち時間をプラスチックの固い椅子に座って辛抱する。

 

デリーの空港
デリーの空港での待ち時間の様子 著者撮影

 

シャワーが浴びたいけど、それもない。

でもまあ、あったらあったで水が出ないとか、服がベチャベチャになるとか、絶対に思いもよらないトラブルをインドはよこしてくるのは目に見えている。

そんな色々と不自由な国がインドなのだとまた考え、気持を鎮めようとしても、空腹と疲れが中々そうさせずイライラが募る。

人を不必要にイライラさせるのもまたインド。サイババみたいな聖人がインドに多いのは、この過酷な環境で鍛えられたからだろう。

わたしもそんな、強い精神力を持った聖人君子になりたい。

 

そんな過酷な待ち時間もあと2時間位になると、いかにもアラビアンな白いベールを着たお客さんがチラホラ見え始め、

そろそろイスラムの国々とお目見え、という雰囲気に。

搭乗時刻になると、周りの人間のほとんどがインド人からアラブ人になり、今までのわたしの眠さと疲労が「未知の国へ」というワクワクとドキドキに取って代わってくれた。

 

今回もめちゃくちゃ疲れたし、イライラしたけどまた来るよ、インド。

大変な思いをすればするほど、去る時は名残惜しくなる。

さらばインド。憎みたくてもやっぱり憎めない国よ。

 

結局今回はアゼルバイジャンについて何も書いていない。

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トルコをはじめ、中東・中央アジア周辺のお菓子をメインに、世界中のスイーツを輸入販売しております。バクラヴァやロクムなど、日本ではまだ取り扱いが少ない海外の伝統菓子は、ご自宅用はもちろん、ギフトなどの贈答用としてもおすすめです。「家庭に現地の風を」を合言葉に、「味」と「感じる」をお届けいたします。是非一度ご賞味ください。

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